トーマス・トゥヘル監督のもとでUEFAチャンピオンズリーグ決勝に進出したチェルシー。
これまでブルーズがCL優勝を果たしたのは、2011-12シーズンの1度だけ。 その決勝では宇佐美貴史も所属していたバイエルン・ミュンヘンと対戦し、PK戦の末にビッグイヤーを獲得している。
そうしたなか、トゥヘル監督の発言が話題になっている。『Guardian』のインタビューで2012年のCL決勝が行われた際にはどこにいたと聞かれるとこう答えたのだ。
トーマス・トゥヘル(チェルシー監督)
「ミュンヘンの自宅にいたと思う。テレビで見ていたよ。
(チェルシーのCL優勝は)絶対的にふさわしいというものではなかったと言える。
どちらかというと強盗のようなものだった」
当時はマインツの監督だったトゥヘル氏。チェルシーのCL初優勝は強盗のようだったと述べたそうで、同紙でも「興味深い答え」として伝えている。
🔵 Chelsea enjoyed the last Munich final back in 2012... #UCL | @ChelseaFC pic.twitter.com/vgHtvKmlal
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) September 25, 2019
ただ、ミュンヘンで行われた決勝は実際にバイエルンがチェルシーを圧倒。ポゼッションでもシュート数でもコーナーキック数でもバイエルンが圧倒的だった(CKはバイエルンが20本、チェルシーは1本)。
海外のチェルシーファンも「公平に言えば、トゥヘルは間違ってない。我々はあの決勝に勝つべきではなかった」と反応している。