今シーズン、インテルを久しぶりのリーグ優勝へと導いたアントニオ・コンテ監督。それにもかかわらず今夏での退任が噂されている。
その理由はインテルの経営がやや不安定になっているためであるそうで、給与の未払いやオーナーからの報酬返上要請などからプロジェクトへの不信感が出てきているとのこと。
『Gazzetta dello Sport』によれば、今回アントニオ・コンテ監督とオーナーのスティーヴン・チャン氏が会談を行い、去就について話し合いを行ったようだ。
コンテ監督はインテルに残りたいという意思を示しながらも、プロジェクトの継続に向けての条件を提示したとのこと。
それはロメル・ルカク、ニコロー・バレッラ、ラウタロ・マルティネスの3選手を少なくともチームに残すことで、チャン会長にはこれを確実に約束してほしいと要請したそうだ。
記事によれば、今後チャン会長はこの3名の選手を退団させないことを約束し、財政的な観点からもコンテ氏の説得を試みていくという。