アルゼンチンが生んだ稀代の天才であるディエゴ・マラドーナとリオネル・メッシ。どちらが史上最高のサッカー選手なのかという議論は絶えることがない。
かつてドイツ代表でキャプテンを務めたフィリップ・ラームはマラドーナ派のようだ。『Vía País』によれば、その理由をこう語ったそう。
フィリップ・ラーム(元ドイツ代表DF)
「何よりもまず、僕はいつもメッシにとても熱狂していたよ。マラドーナにもね!
マラドーナはアルゼンチンだけでなくヨーロッパでも世代を刻み付けた。
それがサッカーに関しては、マラドーナがアルゼンチン史上最高と言う理由さ。でも、メッシもかなり接近しているよ。
理由についてはすでに触れた通りさ。
メッシはマラドーナとは異なり、まだ代表チームで重要なタイトルを手にしていない」
今夏で34歳になるメッシはアルゼンチン代表史上最多となる71ゴールを決めてきた。だが、代表チームではいまだにひとつもタイトルを獲得できていない(五輪優勝などはあるが)。
それだけに地元アルゼンチンとコロンビアが共催する今夏のコパ・アメリカへのモチベーションも高いはずだ。
4 years ago today, Lionel Messi became Argentina’s all-time top scorer with this inch-perfect free kick 🎯😱 pic.twitter.com/ZXhiCcn73G
— FOX Soccer (@FOXSoccer) June 21, 2020
【動画】これは神の左!メッシ、アルゼンチン代表での超フリーキックシーン
なお、マラドーナは代表得点は34だったが、1986年W杯で優勝を経験している(それ以外にはコパでも優勝はないが)。