各国のリーグで優勝チームが決まるなか、最後までもつれそうな大会の一つであるフランス・リーグアン。

首位のリールと2位のパリ・サンジェルマンはわずか勝点3差で、さらに3位のモナコ、4位のリヨンにもまだ首位奪還のチャンスがある状況だ。最後の2試合は非常に注目されるものになる。

そんな第37節と第38節、フランス・リーグアンの全クラブが「虹色の背番号」でプレーすることになるようだ。

【動画】リーグアンとリーグドゥの全クラブから中心選手が集まり、反LGBTQ+差別のメッセージを届けている。

これは来週月曜日に迎える「国際反ホモフォビア・反トランスフォビアの日」に向けたキャンペーン。

LGBTQ+差別との戦いを象徴する虹色のカラーで背番号が描かれたユニフォームは、リーグ・アンとリーグ・ドゥの全チームが着用することになる。

そしてキャンペーンが終わった後はオークションに掛けられ、その収益は人権団体の活動資金として寄付されるという。

下の映像については、映画監督のファビアン・オントゥニエントが制作した『Un Samedi sur la Terre』というクリップ。アレク・ミリクやアンデル・エレーラ、ジョゼ・フォンテなど各クラブの中心選手が参加し、「ゲイもノーマルも、みんな同じ服を着ている」とメッセージを送っている。

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