リーグアンで王者PSGを差し置き、首位に立っているリール。第36節では地元の宿敵ランスとのダービーマッチを戦った。

リーグ公式によれば、この一戦を前に両チームの選手が舌戦を繰り広げていたようだ。

ランスMFガエル・カクタが「僕はパリが優勝するほうがいい。リールの優勝を阻止できたなら、それは素晴らしいだろうね」が発言。すると、リールFWブラク・ユルマズは「リスペクトの点でいえば、彼はそれを胸に秘めておくべきで口外するべきではない。そのうえ、彼らは先週PSGに負けているんだからね。これ以上言うことはない」と反発していたという。

カクタはかつてチェルシーがランスのユースから引き抜いた際には裁判沙汰にもなった選手。リール生まれの彼はランスへの思い入れから、PSGに優勝して欲しいと口走ったのだろうか。

なお、試合はリールが0-3でランスを撃破。ユルマズはカクタの眼前で度肝を抜くロングシュートを突き刺し、勝利に貢献している。

ベシクタシュで香川真司ともプレーしたユルマズは35歳になった今季15ゴールと爆発。リールファンからは英雄視されるほどの活躍を見せている。

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なお、首位リールと2位PSGとの勝点差は4ポイントあるが、PSGは消化試合がひとつ少ない。

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