日本人選手もプレーするフランス1部リーグのリーグアン。

現在は1部リーグを戦うのは20チームだが、それを18チームに削減することを検討しているようだ。

『Le Parisien』によれば、フランスプロサッカー機構(LFP)が2022シーズンからの導入を検討しているとのこと。

この案は今月21日のLFP取締役会で話し合われたそうで、16チームにまで減らす案まであったという。ただ、最終的には18チームで全会一致したようで、2022-23シーズンから導入される可能性がある。

このチーム数削減の背景にはリーグ放映権料の大幅な減少があるようだ。

テレビ局『Canal +』のトップが削減を求めたとされており、LFPの会長も「サッカー界にとって最善になるようにと言えばウソになる。現実には放映権料のパイが溶けている。受益者の数は絶対に減らさなければいけない」と述べたという。

【動画】ネイマールvs酒井宏樹!物議を醸した問題シーン

また、16チームへの削減を支持しているリヨンのジャン=ミシェル・オラス会長は「ボルドーやサンテティエンヌなどが抱える財政問題は破産申請につながりうる。そういったクラブを他と置き換えないだけで十分だ。傍から見ればサメ同士の争いに見えるだろうが、多くの会長たちは生き残るためには隣人を死なせる必要があると考えているのが現実である。だから、20ではなく18クラブにするのはまだましだ」と語っていたとか。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手