19日に発表された欧州スーパーリーグ構想は、12クラブのうち10クラブが2日以内に脱退を表明するという怒涛の展開を見せた。わずか1日で撤退を決断したのはイングランド・プレミアリーグの6クラブだった。
『BBC』によれば、アーセナルのミケル・アルテタ監督はCEOのヴィナイ・ベンカテシャムから直接話があったと語ったそうだ。
ミケル・アルテタ
「オーナーらはサッカークラブを運営する最大の責任を負っている、彼らが言ったことは次の通りだ。
『チームの邪魔をしてしまったことをお詫びする。別の方法でコミュニケーションをとり、選手の皆さんに私のメッセージを伝えることができなかった』これで十分だ。
ニュースが流出される少し前に私は知った。そして、全ては制御不能になり、世界は本当に統一された形で反応した。
それについて考えたり、反省したり、評価したりする時間はまったくなかったよ。それからすぐに津波がやってきて、全てを殺してしまったからね。
ヴィナイ(ベンカテシャムCEO)は私に話をしてくれた。何が起こっているのかを少し説明された。彼は私に対して非常に明確だった。
我々が知ることができなかった理由はわかっているよ。我々は決定にはなんの関与もしていない。
これは大きな教訓を与えたと思う。世界におけるサッカーの重要性を示しているよ。このスポーツの精神がファンのものであることも。それだけだね。
すべてのクラブが自分たちの利益を別にして、正しいことをしたと思う。つまりファンに耳を傾けてきた。それはサッカーの伝統についての大規模な声明だ」
ファンと同じようにニュースと同じようなタイミングでスーパーリーグのことを知ったというアルテタ監督。サッカーファンが一致団結したことに感銘を受けたようだ。