サッカー界で絶えず問題になってきた人種差別。
そうしたなか、女子アメリカ代表FWミーガン・ラピノーの発言が話題になっている。『RMC Sport』のインタビューでこう述べていたそう。
ミーガン・ラピノー(女子アメリカ代表FW)
「人種差別について話さなければいけないのは黒人選手だけではない。
同性愛嫌悪について話さなければいけないのはゲイの選手だけではない。
賃金の不平等を話さなければいけないのは女性だけではない。
私たち全員が責任を負って、差別を止めさせるために自分たちの声を使わなければならない」
「マーカス・ラッシュフォードやイングランドなどの人達はすばらしいことをしている。
ここアメリカでのセリーナ・ウィリアムズやレブロン・ジェームズらアスリートの発言を見ていると…人々はラッシュフォードやメッシ、ロナウドやグリーズマンらに耳を傾けるということが重要。
彼らは常にグローバルなモデルとして見られていると理解することが大事。
人々が話を聞くなら、そのプラットフォームをずっと使うこと。
ラッシュフォードが彼の国でやったことを目にしたでしょう。特にパンデミックの期間中はすごい影響力があった。
なにも常に全ての問題について話さなければいけないということではない。
自分が情熱を注ぐものを見つけて、自らのパワーと影響力を使う。偉大なサッカー選手として、大きな影響を与えることができるから」
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWラッシュフォードはSNSなどを通じて積極的な活動をしている。
Take a bow, @mPinoe 🙇♀️#SheBelievesCuppic.twitter.com/RbfiDvMsgv
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) March 2, 2019
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ラピノーはメッシやロナウドも大きな影響力を持つサッカー選手として、その力を何かのために積極的に使ってほしいと訴えていたようだ。