新型コロナウイルスの影響で無観客での試合開催が続いている欧州のサッカー界。
このところようやく徐々にサポーターを迎え入れられる場所も出てきたが、それでもこれまでのようにスタンドを埋め尽くすような環境には遠く及ばない状況だ。
その期間を利用して、本拠地を一新しようと動いたのがレアル・マドリー。
サンティアゴ・ベルナベウの改築計画はそれ以前から動いていたのだが、本来はオフシーズンを利用して徐々に工事が進められる予定だった。
しかしもともと観客が入れられないということで、クラブはベルナベウの工事を優先して進めようと選択。試合は練習場に併設されたエスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノを使用することにし、6日に行われたリヴァプールとのビッグマッチもそこで開催された。
そして、工事中のサンティアゴ・ベルナベウでは見学を受け入れており、Youtuberがそのレポートをしていたぞ。
ピッチは剥がされて土になっており、一階の観客席についても大部分がまだ剥がされている状況にあるようだ。
フロレンティーノ・ペレス会長によれば、スタジアム内には新たにカジノが建設されるという話もあるそうだ。改築の費用は5億7500万ユーロ(およそ749.1億円)に達しているという。