かつてリヴァプールで長く活躍した元デンマーク代表DFダニエル・アッガーが、初めてプロサッカークラブの監督に就任した。

アッガーを監督に招聘したのは、デンマークの2部リーグを戦っているHBキューゲ。『Capelli Sport』というアメリカの企業が経営参画しているクラブの一つである。

2019年から監督を務めてきたアウリ・スカルバリウス氏が今季限りで『Capelli Sport』グループ全体のテクニカルディレクターに移ることになり、新たな監督が招聘されることになった。

そして、今回キューゲの新たな監督にダニエル・アッガーが、そしてアシスタントコーチに同じく元デンマーク代表のラース・ヤコブセンが就任すると発表された。

なお、両者ともにまだライセンスを所有していないものの、それについては大きな問題はないようだ。契約期間は2021-22シーズンから2024年の夏までとなっているそう。

ちなみに、この招聘にはキューゲのCEOを務めるペア・ルードが強く関与していると伝えられている。彼はアッガーがブロンビーでプレーしていたときにそこでディレクターを務めていた人物である。

【動画】監督に就任したアッガー、そして盟友ラース・ヤコブセンのインタビュー

ダニエル・アッガーはこれまでKloAggerという下水道工事の会社や、タトゥーを入れるクリニックやバーなども経営してきたが、サッカーの監督は初めてである。

最近はスペインに居住してコーチングライセンスの取得に動いていると報じられてきたが、ついに現場へと復帰することになりそうだ。

なお、デンマーク2部は現在レギュラーシーズンを終えてプレーオフラウンドが今週末からスタートする状況。

キューゲは6位で昇格プレーオフラウンドに進んでいるが、勝点差が多いために1部への昇格は難しい立場となっている。

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