『Sportradar』は23日、「韓国Kリーグとの協力により『K League TV』を立ち上げることが決まった」と公式発表した。

今シーズンのKリーグは2月27日に開幕する予定となっている。それに合わせてオンデマンド配信サービス「K League TV」がローンチされるという。

「K League TV」は英語と韓国語で利用でき、Kリーグ1部と2部の試合、ハイライト、インタビュー、舞台裏の映像などが無料で配信されるとのこと。

試合については生で配信されることが伝えられているが、アーカイブとして残されるかどうかは明言されていない。

なお、Kリーグ2部の試合が国外の放送局から配信されるのはこれが初めてとなるという。

今のところはそのサービスのすべては無料となり、全世界から視聴することが可能であるそうだ。

『Sportradar』はスイスのザンクト・ガレンに本拠地を置いている企業で、主力のサービスはオンラインベッティング(賭け)である。

様々なベッティングサイトにデータやオッズを提供して大きな利益を上げ、2015年からは映像配信サービスもスタートさせている。

そのサービスの特性を生かして八百長防止の調査にも関わっており、政府機関やサッカー協会などとも多くの協定を結んでいるという。

また、1月には日系カナダ人のジェフリー・ヤブキ氏が取締役会長に就任したことでも知られている。

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先日はオーストラリアのナショナルバスケットボールリーグやアジアサッカー連盟とも契約を結んだ『Sportradar』。今後アジアでも存在感を見せてくるであろうサービスだ。

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