ガンバ大阪は、今年4月からスポーツ界の将来を担うビジネス人材の育成を目的とした「ガンバ大阪サッカービジネスアカデミー」を開講する。

30年の歴史で積み重ねたノウハウと日本を代表するサッカー専用のパナソニックスタジアム吹田を活用した取り組みとなる今回のアカデミー。

ガンバ大阪のスタッフとスポーツ×ビジネスに精通した講師のもと、オンライン講義やスタジアムでのフィールドワークを交えながら、サッカービジネスのリアルな体験を通して、サッカービジネスを学習できることが特徴となっている。

そんな「ガンバ大阪サッカービジネスアカデミー」の狙いや誕生の経緯などを、担当者である竹井学氏(ガンバ大阪企画担当課長)と阪本直樹氏(ガンバ大阪経営企画担当課長)に聞いた。

※文書での質問に返答をいただく形でインタビューを実施。

『育成のガンバ』の次なるステップ

――「ガンバ大阪サッカービジネスアカデミー」が発表されました。まずは率直に、ガンバ大阪がなぜ、このタイミングでサッカービジネスアカデミーを始めるのでしょうか?

Jリーグのオリジナル10として、ガンバ大阪は今年で30周年を迎えるにあたり、これまでガンバ大阪が培ったノウハウと日本を代表するサッカー専用のパナソニックスタジアムを活用し、これからのスポーツ界の将来を担うビジネス人材を育成する責務があると考えました。

『育成のガンバ』として選手の育成では成果を上げてきたので、次のステップとして「スポーツで暮らしと街をワクワクさせる次世代サッカービジネスのスター人材」を育成し、もっとサッカーが暮らしに入り込み、日々の楽しみを提供できる存在になれればと思っています。