2018–19にUEFAチャンピオンズリーグを優勝し、6度目となる欧州制覇を成し遂げたリヴァプール。
前回優勝時の2004-05シーズンにチームを支えた大黒柱といえば、スティーヴン・ジェラードだ。
当時のメンバーであるピーター・クラウチは『BT Sport』の番組でその絶大な影響力についてこう話した。
ピーター・クラウチ
「リヴァプールに行くと、僕のパフォーマンスは向上した。全員のパフォーマンスが上がった。
なぜなら、スティーヴィ(ジェラード)が出す素早いボールをキープできなかったら、彼は殺意のこもった目で見てくるからね。
それによって自分がレベルアップする。僕は(リヴァプールでパフォーマンスが)10倍になったね」
当時のリヴァプールはジェラードとキャラガーの生え抜きコンビが睨みを利かせており、それによって選手たちのパフォーマンスも自然と向上していたとか。
ピーター・クラウチ
「正直、選手たちが倒れ込むのを目にした。本当に倒れるんだ。
最初の練習でスティーヴィやキャラがどんな人間かを知るからね。生きるか死ぬかさ!
僕はあのクラブで絶対に成功したかった。
ラファ(・ベニテス監督)よりもスティーヴィに対して自分のことを印象付けようとしていると感じたことさえあったね」
実際に練習で選手がぶっ倒れるほどだったそう…。
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クラウチは監督以上にジェラードに認めてもらうほうが大事だと感じることもあったようだ。