昨年から今年にかけて行われてきた全国高校サッカー選手権で大きな話題になった「ロングスロー」。

タッチラインからペナルティエリアまで手で投げるというプレーに対し、「それはアリなのか」という声も上がるほど、議論のタネになった。

ということで今回Qolyでは、サンフレッチェ広島やツエーゲン金沢でプレーした経験を持ち、日本最強クラスのロングスローワーとして知られた中尾真那選手に直撃取材。

40メートルは飛ぶというロングスロー「マナスペシャル」を武器に戦ってきた中尾選手は、物議を醸した青森山田高校らの戦術についてどのように思っているのだろうか?

「ルールの中でやっていることなので、投げれる子がいたらどんどん投げていいと思います。足が速い子に『もっとゆっくり走れ』とは言いませんし、ロングボールがすごい子にも制限はかけませんよね。もしやりたいという子がいれば教えたいと思います」

さすがはロングスローのスペシャリスト!使える武器があるなら有効に使うべしと、青森山田高校などが使用した戦術に対して肯定的な思いを聞かせてくれた。

さらにこの取材ではあいにくの雨にもかかわらず、自慢の「超ロングスロー」を実演してもらったぞ。それがこれ!

雨で手が滑る最悪のコンディションなのに、これはえぐい飛距離!

「なにか武器を身につけたいと思ってチャレンジするというのはすごくいいことだと思います」と語る中尾真那選手は、34歳になった今もASラランジャ京都(関西サッカーリーグ1部)で現役選手としてプレーしつつ、スクールのコーチとして指導を行っている。

今まで教えようと思ったことはないそうだが、もしやりたいという子供がいれば指導してくれるという。これからロングスローを極めたいと思った方はラランジャのスクールを選ぶといいアドバイスを貰えるかもしれないぞ。

【動画】飛距離がおかしい!強肩大国の世界レベル「超ロングスロー」がとんでもない

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