2019年に100億円ほどの移籍金でレアル・マドリーに加入したエデン・アザール。
だが、ここまでは31試合で3ゴールに留まっており、7年を過ごしたチェルシー時代よりも多くの試合を欠場している。
そうしたなか、スペインサッカーに精通するシド・ロウ氏が『ESPN』でこんな話をしていた。
シド・ロウ
「アザールの問題は継続性がないことだ。長期間完全にフィットしていることがない。
フィットしていても、常に非常にいいパフォーマンスをするわけでもない。
レアル・マドリーでのアザールの本当に素晴らしいパフォーマンスを思い出すことができない。いくつかはあるはずだが、思い出せない。
怪我は不運だったし、怪我をするタイミングもアンラッキーだったが。
レアルがどうやって対処するのかを理解するのは難しい。
ジネディーヌ・ジダン監督はこれまでやってきたことをすると思う。彼がプレーできる時はプレーさせ、調子を上げさせる。
シーズン終わりまで彼ができる最低限のことはそれしかない。
そうならないことを願うが、もしダメだった場合にはレアルは自らの手で決断を下すだろう」
この話題に海外のファンたちは「いまだに5試合連続でプレーしたことがないんじゃない。これはひどいよ」、「アザール、ルカ・ヨヴィッチ、エデル・ミリタオンに2億ユーロ(252億円)…今から考えれば、レアルにとって酷い移籍マーケットだった」、「今のところ、アザールよりもグリーズマンのほうがはるかにいい移籍」、「アザールに起きたことは謎。チェルシーでのラストシーズンは彼と対戦するのが恐ろしかった。レアル移籍でプレミアから去ってくれたことが嬉しかったほど。メンタル的な問題じゃなければいいけど(リヴァプールファン)」などと反応している。
今年で30歳になったアザールとレアルとの契約は2024年まである。