ボルシア・ドルトムントで若くして大ブレイクを果たしたものの、2013年にバイエルンへと移籍してからは期待に応えられなかったマリオ・ゲッツェ。
3年後にドルトムントへ復帰してからも度重なる怪我に悩まされて調子を落とし、なかなかピッチで力を発揮できなかった。
しかし、28歳になった今季はオランダのPSVアイントホーフェンに移籍し、ようやくかつてのようなプレーをピッチで見せることに成功している。
大復活を遂げたゲッツェは『Algemeen Dagblad』に対して以下のように話したという。
マリオ・ゲッツェ
「僕はジョゼップ・グアルディオラの哲学を知るため、自分自身に挑戦を課したかったんだ。
バイエルン・ミュンヘンではチャンピオンズリーグの準決勝へと3回到達し、グアルディオラはピッチ上で全く異なる視点からサッカーを見るよう教えてくれた。
グアルディオラは文字通り、試合のあらゆる場所に我々を置く。アリエン・ロッベンなら僕が言っていることがわかると思うよ。
後から考えれば、ユルゲン・クロップの下に長くとどまるべきだった。とはいえバイエルンに行ったことも間違いではなかったと思うけどね。
クロップは僕の人生でもっとも重要な人物の1人だった。我々の間には信頼関係があるんだ。
PSVアイントホーフェンで、僕はすぐに昔の自分に戻ることができた。幸せだよ。本当に幸せだ。ここを非常に愛している」