ベルギー1部を戦っているKVオーステンデは、カメルーン代表GKファブリス・オンドアとの契約を解除したと発表した。
KV Oostende heeft het contract van Fabrice Ondoa met onmiddellijke ingang beëindigd omwille van het organiseren ván én aanwezig zijn óp een lockdownparty.
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— KV Oostende (@kvoostende) December 15, 2020
その原因となったのは土曜日から日曜日にかけての事件だったという。
近所の住民から「騒音がひどい」と苦情があり、警察が調査に赴いたところ、そこはファブリス・オンドアのアパートであったという。
そこには10数名の人物がソーシャルディスタンスを守らず、さらに夜間の活動禁止命令も尊重せずにパーティを行っていたとのこと。
また、警察官はそのパーティに参加していた人物から口頭で嫌がらせを受けたとのことで、11枚の報告書が作成されたそうだ。
それを知ったオーステンデはオンドアの契約を即座に解除することを決めたという。
ゴティエ・ガナイエ(オーステンデ会長)
「サッカークラブとして、我々はそのような利己的で無責任な行動を容認することはできない。
これまでのところ深刻な汚染は発生していないため安心しているし、この状態を維持するためにできる限りのことを行っている。
だからこそ、常に選手には持っている義務を思い出させたいし、彼ら自身の責任を感じて欲しい。
新型コロナウイルスに対するプロトコルは厳守されている。クラブは選手個人よりも大きいものであり、この事実の深刻さを考えれば、オンドアに対する解雇手続きを開始せざるを得なかった」
【動画】10月に行われた日本代表戦ではスタメンGKだったオンドア
なお、オンドア側はSNSを通じてこの解雇を批判しており、「オーステンデの理事会は僕に耳を傾けることもせずに非常に深刻な決定を下している。スキャンダラスだ!」と語っている。
「彼らが僕の説明を聞いていれば、非難されるようなことはなにもないことを理解しただろう。自分は何も組織していないし、秘密のパーティではなかった」とも指摘しているとのことだ。