先日のUEFAチャンピオンズリーグ、PSG対イスタンブル・バシャクシェヒル戦は試合が中断され、翌日に再開されるという異例の事態になった。

事の発端になったのは、第4審を務めていたルーマニア人のセバスティアン・コルテスク氏が、イスタンブルBBのアシスタントコーチを務めるピエール・ウェボ氏を「ネグル(黒人)」と呼んだこと。

イスタンブルBBはコルテスク氏の生涯追放処分をUEFAに求めているが、『Daily Mail』によれば、イスタンブルBB側にも差別的な発言があった可能性があるようだ。

ルーマニアメディア『Digi24』が公開した映像で、「我が国ではルーマニア人はジプシーだ」というトルコ訛りの英語での発言がとらえられていたとのこと。

【動画】イスタンブルBB側も差別発言?問題の「ジプシー発言」シーン

確かに「ジプシー」という声が聞こえる気もするが、映像を見る限りは誰の発言なのかは定かではない。

UEFAはイスタンブルBBベンチの振る舞いについても調査している模様。

なお、コルテスク氏は「数日間はニュースサイトは読まない。私を知っている人なら誰でも私が人種差別主義者ではないことを分かっている」と述べているそう。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名