サッカーにおいて何物にも代えがたい瞬間、ゴール。その喜びを表す手段として、選手たちによるゴールパフォーマンスが定着して久しい。今ではエンターテイメントとしてゴールをより楽しむ要素の一つともなっている。

Qolyではそんなゴールパフォーマンスに改めて着目!

Jリーグをさらに盛り上げる取り組み「DAZN Jリーグ推進委員会」の活動の一環として、月間で最も印象深いゴールパフォーマンスを行った選手を「Jリーグ月間ベストゴールパフォーマンス」として表彰。選手へのインタビューを通じ、パフォーマンスの裏側にあった想いやエピソードなどを紹介する。

今回は第3回。2020年11月の「Jリーグ月間ベストゴールパフォーマンス」にQolyが選出したのは、明治安田生命J2リーグ第36節の徳島ヴォルティスvsFC町田ゼルビア戦で、河田篤秀が披露したゴールパフォーマンスだ。

2-0で迎えた後半アディショナルタイム、スーパーゴールで決定的な3点目を奪った河田。その直後に行ったのが、今や徳島ヴォルティスの名物となりつつある「LV(LOVE VORTIS)」ゴールパフォーマンスである。

そこで今回、J2首位を走るチームで重要なゴールをいくつも決めてきた河田を直撃!この試合で「LV」ゴールパフォーマンスを行った理由や「LV」への想い、今シーズンの徳島ヴォルティスなどについて聞いた。

(取材日:2020年12月10日)

「外国人ぽくない」リカルド・ロドリゲス監督

――河田選手が11月のFC町田ゼルビア戦で行ったゴールパフォーマンスを「Jリーグ月間ベストゴールパフォーマンス」として認定させていただきました。本日はいろいろお話を伺えればと思います。まずは今週末の13日、J1昇格をかけたホームでのジェフユナイテッド千葉戦があります。今はどんな気持ちですか?

僕はあまりそういうのを気にするタイプではないので、今まで通りですね。はい。

――前節の水戸ホーリーホック戦はアウェイで0-1の敗戦でした。河田選手自身も惜しいチャンスがありましたが、水戸戦はどんな試合でしたか?

チャンスは作れていましたし、惜しいシーンもありました。決して何かが良くなかった試合ではなく「そういう時もある」という切り替え方で、次に向けてはポジティブな状態です。