サンフレッチェ広島は10日、「工藤壮人選手がオーストラリア1部のブリスベン・ロアに移籍する」と公式発表した。

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また、ブリスベン・ロアからも柏レイソル時代のプレー動画付きで「新たな日本人選手が、ブリスベンへ向かっています」と発表されている。

工藤壮人は1990年生まれの30歳。柏レイソルの下部組織出身で、2010年のJ2時代にレギュラーに定着し、田中順也とともに若きストライカーとして評価を高めた。

2016年にはアメリカ・メジャーリーグサッカーのバンクーバー・ホワイトキャップスへと移籍するも、1年で帰国。その後サンフレッチェ広島に加入し、昨年はレノファ山口へのローン移籍も経験している。

工藤壮人

「このたび、オーストラリア1部のブリスベン・ロアーFCに完全移籍することになりました。

2017年、サンフレッチェ広島に加入した際のサポーターの方々の声援、期待は今でも鮮明に覚えています。結果が出なくても、最後まで背中を押してくださったことは一生忘れません。

また現役の選手としてプレーできることに感謝しながら、新しいチームで貪欲にゴールを目指し、戦い続けますのでこれからも応援していただけると嬉しいです」

広島ではなかなか活躍できず、今季は1試合も出場していない工藤壮人。海外での再挑戦で再び花開かせられるだろうか。

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