先日ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が辞任を発表したバルセロナ。新しいトップを決めるための選挙は来年1月に予定されている。
それに立候補している人物の1人がエミリ・ルソー・パレス。エネルギー関係の実業家であり、さらにマーケティングやジャーナリズムの教授として大学の教壇にも立っていたという。
2015年7月からはバルセロナの理事会に加わり、今年4月からは副会長に就任し、バルトメウ会長を支える立場となっていた。
『MARCA』によれば今回彼は選挙に向けて以下のように話し、いくつかの公約を宣言したという。
エミリ・ルソー
「我々は2名のトッププレーヤーと契約する。そのうちの1人は、ネイマールだ。
彼をバルセロナに戻すために取り組んでいる。ただ、彼がクラブに対して起こしている訴訟を取り下げた場合に限るが。
我々が連れてこようとしている有名選手の名前をすぐに発表できることを望んでいるよ。
そして、カンプ・ノウの名前を『カンプ・ノウ・レオ・メッシ』に変えるためのソシオ投票を行いたい。
もし会長になったら、チャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタ、そしてカルレス・プジョルを頼りにしたい。彼らにはこのクラブ、選手たち、そしてラ・マシアとの強い繋がりを与えたい」
ネイマールは現在バルセロナに対して未払いのボーナスを支払うよう求める裁判を起こしているが、それが取り下げられるならば再獲得を行うことを明言しているそう。
本拠地カンプ・ノウの名前については、メッシの名前を冠するかどうかをソシオの投票で決めたい…と考えているようだ。ただ、まだそのクラブでプレーしている現役選手の名前をスタジアムにつけるのもどうかと思わなくもないが…。