現在アストン・ヴィラでプレーしているイングランド代表MFジャック・グリリッシュ。
彼は新型コロナウイルスの影響でロックダウン下にあった今年3月、ディケンズ・ヒース地域で当て逃げ事故を起こしていた。
その事故を含めた4件の告発を受けていたことにより、グリリッシュの弁護士が24日にバーミンガム治安判事裁判所へと出廷していた。
今回その告発の内容が『The SUN』の報道によって明らかになった。
グリリッシュは日曜日の早朝に愛車のレンジローバーを運転していたところ、住宅地の袋小路でシトロエンバンとメルセデスに衝突した。
彼はその直後に車から降りたが、そのままレンジローバーに乗り込み発車。縁石をこすったあとに1分間停車し、再度発車したあとメルセデスにもう一度衝突して、左右に揺れながら去っていったとのことだ。
近くの駐車場にレンジローバーが停車したところで、事故を目撃した警備員が到着。車から出てきたグリリッシュはかなり強い酒の匂いを漂わせており、左右別々のスリッパを履き、言葉も呂律が回らない状態だったという。
また、10月18日に発生したという交通違反行為については、高速道路においてのスピード違反と車線変更違反だったことが判明。
周りをよく見ずに車線変更したことから他車とあわや接触という状況になり、それを偶然発見した覆面パトカーによって追跡され、アストン・ヴィラの練習場で検挙されたとのことだ。
なお、すでに2018年のスピード違反行為によってかなりのポイントが減算されていることから、おそらく運転禁止の処分が課せられるのではないかと伝えられている。
裁判はグリリッシュ側の提出した資料を精査したあと、12月15日に延期。次回はグリリッシュ本人が出廷することになるそうだ。