ブラジルの4部リーグに当たるセリエDでなかなか珍しい場面があったようだ。
17日の午後に行われたセリエDグループA2の第12節、サントス(AP)対シノップ(MT)の試合は3-0という結果で終了した。
この試合ではサントス(AP)のルシアーノ・マルバというFWがハットトリックを決めているのだが…。
1点目と2点目はクロスから見事に裏へ抜け出して、そして3点目は見事なループでGKの上を抜いてのテクニカルゴール!
そんな見事なプレーを見せた彼であるが、なんと今このクラブの会長を務めている人物なのだ。
ルシアーノ・モッタ・マシエウ・マルバ・シウヴァ、通称「ルシアーノ・マルバ」は24歳で、今年8月までクラブの副会長を務めていた。
しかし前会長であったウィリアン・マトスが辞任を発表したことからその後任を任され、現在は「会長兼選手」でプレーしているという。
会長になってからはこれが初めてのハットトリックとなっており、クラブにとっても彼にとっても特別なものになったようだ。