2016年からイングランド代表を率いているギャレス・サウスゲイト監督。その手腕を評価する声もある一方、かつての教え子からの批判が話題になっている。
ミドルズブラ時代にサウスゲイトのもとでプレーした元エジプト代表FWミドがこうツイートしたのだ。
ミド(元エジプト代表FW)
「イングランド代表にはまともな監督が必要だ。彼らはサウスゲイトのもとで時間をムダにしている。
彼がメディアでは正しいことを言っているのは事実だし、それがこんなに長い間監督を続けている理由かもしれない。
だが、彼は上手くいかないと毎回ハーフタイムにどもっていた。選手は彼の恐怖心を感じるんだ!」
「ボロ(ミドルズブラ)で残留争いをしていた時、彼が死ぬほど怯えていたのを覚えている。
彼にとっては(監督として)最初の仕事だったのは確かだが、そういうものは決して変わらない!
サッカーの試合で負けるのが恐いなら、常にそうだろう。選手は常にそれを感じ取る。
イングランドには最高のタレントがいるし、恐れることなく楽しんでプレーさせることができる強いキャラクターの監督が必要だ。
申し訳ないが、サウスゲイトはそれができる男ではない。
私からFA(イングランドサッカー協会)へのアドバイスは、ジョゼ・モウリーニョを監督にして、サウスゲイトは協会会長に指名しろということ。それが両者にとって適任の職務だ。
出来る限り、サウスゲイトを選手から遠ざけろ」
ボロ時代のサウスゲイトは選手に恐怖心が伝わってしまうほど怯えていたとか。ただ、彼がボロを率いていたのは2006~2009年までで10年以上前のことではある。
ミドはズラタン・イブラヒモヴィッチとの「ハサミ事件」で知られる元悪童選手。ただ、アヤックス時代には驚愕のモンスターゴールも決めている。
アシストしたイブラがやったエラシコもすごいプレーだ。
37歳になったミドは今年1月にアル・マカサーの監督を退任しており、現在はフリーという立場にある。