新型コロナウイルスの影響でイレギュラーなフォーマットで行われた2020年シーズンの中国1部リーグ。

このほどチャンピオンシップステージ決勝が開催され、2戦合計1-2で江蘇蘇寧が初優勝を遂げた。

決勝で惜敗した王者広州恒大は連覇ならず。その広州恒大選手のある振る舞いが話題になっている。

キックオフ直前にピッチに入場する際、中国代表DFチャン・リンペンがひとりだけ優勝トロフィーに触れていたのだ。

ルール的には何も問題はないのだが、決勝戦での優勝トロフィータッチにはあるジンクスがあり、一部ではタブー視されている。海外のファンがそれをまとめていた。

2004年 CL決勝でモナコFWリュドヴィク・ジュリがトロフィーに触る⇒ポルトが優勝

2005年 CL決勝でミランMFジェンナーロ・ガットゥーゾがトロフィーに触る⇒リヴァプールが優勝

2012年 CL決勝でバイエルンMFアナトリー・ティモシュチュクがトロフィーに触る⇒チェルシーが優勝

2018年 EL決勝でマルセイユMFディミトリ・パイェットがトロフィーに触る⇒アトレティコが優勝

CLやEL決勝戦前に優勝トロフィーに触れた場合、相手チームがことごとく優勝しているというのだ。そして、チャン・リンペンが5人目になってしまったというわけ。

中国でも「決勝前にトロフィーに触れると負けるという呪いがある。チャン・リンペンの行動はファンから叩かれた」と伝えられている。

ただ、前半終了間際に広州恒大MFフー・チャオが一発退場になったことが試合の流れを変えたとも。

チャン・リンペンは試合後に泣いており、ファビオ・カンナヴァーロ監督に慰められていた。そのカンナヴァーロ監督は敗戦の責任は自分にあると述べていたそう。

【関連記事】買うべきだった!「デザインがちょっと強烈すぎた」代表ユニフォーム10選

なお、広州恒大は今月末にカタールで再開されるACLでヴィッセル神戸とも戦う。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら