ヨーロッパリーグで久保建英が所属しているビジャレアルと同じグループに入っているFKカラバフ(アゼルバイジャン)。その広報担当が大きな事件を起こしたそうだ。

『lavanguardia』によれば、カラバフの広報担当者であるヌルラン・イブラヒモフ氏は、自身のSNSで以下のように書いたとのこと。

「老若男女を問わず、すべてのアルメニア人を区別なく殺せ」「トルコが1915年にアルメニアで行った大量虐殺を正当化せよ」

これらの投稿はすでに削除されているとのことだが、アルメニアはこの投稿に対してUEFAに処罰を要求し、調査が行われていた。

そして、UEFAの倫理委員会はこれを受けてイブラヒモフ氏をすべてのサッカー活動から暫定的に職務停止とすることを決めたという。

アルメニアとアゼルバイジャンは現在ナゴルノ・カラバフという飛び地の領有権を巡って戦争を行っており、9月27日の戦闘開始以来1000人以上の死者が発生している。

先月末に行われたカラバフ対ビジャレアルの試合も、開催にあたって危険があると判断され、会場がトルコに移されていた。

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