先日行われたセグンダB(スペイン3部)の試合で、ゴールキーパーには悪夢のような失点があったようだ。
試合はグループ3Bの第2節、エルクレス対アツェネタ。1-1のスコアで迎えた終了間際の場面だった。
アツェネタのGKルーカス・アナケルがパントキックを蹴ると、これがエルクレスFWマヌ・ガリードにぶつかって…。
弾かれたボールは自陣ゴールの方へ転がる!ルーカス・アナケルは急いでカバーへ向かい、間に合うタイミングだったが…なんとボールに届かず。
キャッチしそこねたボールをマヌ・ガリードが掻っ攫い、そのままシュート。無人のゴールへと押し込んだのだ。
ただ蹴り出していても全く問題なかった場面であったのに…ルーカス・アナケルにとっては不運な判断ミスが重なった失点になってしまった。
なお、アツェネタは先日大きな話題になった「人口1100人しかいない街のクラブ」で、スペイン3部の歴史上最も小さな自治体を本拠地に置くチーム。しかも監督を務めているのはバレンシアで大活躍したレジェンド的MFダビド・アルベルダである。
ここまでの2試合では1分け1敗と苦しんでいるが、3得点4失点となかなかの攻撃力を見せている。しかも失点のうちの一つは上記のものなので…。