2013-14シーズンにイタリア・セリエAを戦った古豪リヴォルノの経営が行き詰まり、本日破産を申請することになるとのこと。
昨季はセリエBで下位に低迷し、3部リーグに当たるセリエCに降格したリヴォルノ。それ以前から経営には問題を抱えていたという。
9月に開幕したセリエCの試合は第3節までプレーすることができたものの、開幕戦ではアルビノレッフェ相手に引き分け。3試合で2分け1敗と苦戦している。
そしてクラブはこの段階で資金が尽きており、300万ユーロ(およそ3.7億円)以上の借金を抱え、リーグを戦うために必要な保証金すら支払えない状態になっていた。
そして今回、『Tuttomercatoweb』が伝えたところによれば、会長のロセッターノ・ナヴァッラ氏が以下のように認めたという。
ロセッターノ・ナヴァッラ
「我々はすでに取締役会を招集した。14日にはこのような状況で会長が行うべきことを全て果たす。破産申請を行う。
時間切れだ。誰もお金がない。オーナーのスピネッリが話す。それが彼がやれる全てのことだ。そして私は書類を提出する。
そうすれば誰が責任を負っているのかを知ることができる。私は辞任しないし、誰の操り人形にもならない。全ては終わった」
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なお、リヴォルノが試合を行えない状態になると選手は今月中に全員がフリーエージェントとなり、他のクラブと自由に契約することが可能になる。
かつてはイゴール・プロッティやクリスティアーノ・ルカレッリ、フランチェスコ・タヴァーノら渋い名選手が所属していたリヴォルノ。ついにクラブの解体が近づいてきたようだ。