今夏バルセロナからの退団が噂されているウルグアイ代表FWルイス・スアレス。

そのために先日イタリア国籍取得のために必要なイタリア語試験を受けたのだが、そこに不正行為があったという疑惑が浮上しているようだ。会場のペルージャ大学を訪れた場面がこれ。

スアレスが交渉していたのはユヴェントスであったが、すでにEU外選手の獲得枠が埋まっていた。

そのためクラブはイタリア市民権を獲得するよう要請。スアレスは妻がルーツを持っているイタリアでパスポートを取得するために試験を受けていた。

しかし『La Repubblica』によれば、彼がイタリア語試験を受けたペルージャ大学は2020年2月以来不正行為の疑惑があり、当局が盗聴器を用いて捜査を行っていたという。

スアレスはこのイタリア語試験でペルージャ大学を訪れたが、通常1時間以上はかかるテストをそれ以下の時間で終えていたことから、彼に対する疑惑が浮上していた。

スアレスはこのテストの合格証書を受け取っているものの、それは事前の打ち合わせと賄賂のやり取りで決定されていた可能性が高いとか。

テストの質問についてはスアレスが答えられるように事前に決められたものが用意されている…とも。

盗聴器には「彼は合格すべきではないが、しなければならない。なぜなら我々は年間1000万ユーロ(およそ12.3億円)の取引を台無しに出来ないからだ」という会話があったとも…ともかく、今後の捜査の進展を待ちたいところだ。

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なお、スアレスはユヴェントスとの間で個人条件に合意していたとされているが、パスポートの問題が複雑だったためにすでに交渉は破綻していると伝えられている。

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