PSG対マルセイユの宿敵ダービーは終了直前に5人が退場する荒れた展開となった。
ネイマールは相手DFアルバロ・ゴンサレスから人種差別を受けたと主張している。問題の乱闘シーンがこれだ。
動画1分~のあたりでネイマールは相手の頭を叩いている。
そうしたなか、PSG、マルセイユ、そして、ネイマールは今回の件についての声明を発表した。
PSG
「PSGは相手選手から人種差別の標的になったと報告したネイマールを強く支持する。
この社会、サッカー界、私たちの生活のなかに人種差別の居場所はないことをあらためて述べる。世界中のあらゆる人種差別に反対する声をあげるように全ての人に呼び掛ける。
我がクラブは15年以上に渡ってパートナーたちとともにあらゆる差別との闘いに注力してきた」
マルセイユ
「マルセイユは昨日のPSG戦勝利を誇りに思っている。我が選手たちのコミットメントと献身によって、この勝利はフェアなやり方で得たものだ。
アルバロ・ゴンサレスは人種差別主義者ではない。加入以来見せてきたことであり、チームメイトたちもそれを分かっている。
この論争は深刻なものであり、すでに深刻な結果をもたらしている。
アルバロ・ゴンサレスと親族の電話番号がブラジルメディアによって流布されたことを強く非難する。また、殺害予告を含めたSNS上での絶え間ない嫌がらせについても。
マルセイユの街が持つ多様性は絶え間ない人種差別の戦いのなかで確固たる地位を築いた。
その歴史を考えれば、我がマルセイユはフランスプロスポーツ界における反人種差別のシンボルである」