バイエルン・ミュンヘンの優勝で締め括られた2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ。

新型コロナウイルスの感染拡大による中断でスケジュールが短縮され、準々決勝以降が中立地での一発勝負に変更される中、予想を覆す試合も多く生まれた。

そこで今回は、そんな普段と一味違った大会でもしっかり結果を残した選手たちを、『Who Scored』のデータとともに振り返ってみたい。

ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)

PSGとの死闘を制し、欧州王者となったバイエルン。絶好調だったエース、レヴァンドフスキは合計15得点を叩き出し、見事に大会得点王に輝いた。

労を厭わずハイプレスをかけ続け、単なるストライカー以上の働きを見せたといえるだろう。チームは三冠を達成したが、彼個人も三つのコンペティション全てで得点王のタイトルを獲得するという偉業を成し遂げた。

今年のバロンドールは残念ながら中止となってしまったが、もし授与されていたならば彼こそそれに相応しい活躍だったはずだ。