2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグも残すところ2試合となった。PSGが待つ決勝進出をかけて戦うのは、バイエルン・ミュンヘンとリヨンだ。

現在バイエルンに所属するフランス代表MFコランタン・トリッソはリヨンで育成された選手。この一戦には思い入れがあるようだ。UEFA公式でこんな話をしていた。

コランタン・トリッソ(バイエルンMF)

「2010年、当時15歳だった僕はリヨンのユースにいた。

僕はボールボーイをしたんだ。リヨンに乗り込んだバイエルンがイヴィツァ・オリッチのハットトリックで3-0で勝利した試合でね。

本当に落ち込んだことを覚えている。印象に残っているんだ。

10年が経ち、今の僕はバイエルンにいる。あの時と同じ結果になることを願っているよ」

2009-10シーズンのCL準決勝でリヨンとバイエルンは激突。バイエルンが0-3で勝利したリヨンでの2ndレグで、トリッソはボールボーイを務めていたとか(結果は2戦合計4-1でバイエルンが勝利)。

10年後に逆の立場で再戦することになるのは何とも興味深い。トリッソ少年の心を引き裂いた職人オリッチの無慈悲ゴールショーがこちら。

この決定力よ!トーマス・ミュラーがこの当時からバリバリプレーしていたのもおもしろい。

【関連記事】「ボールボーイから世界的スターになった5人の有名選手」

ただ、今のトリッソはバイエルンが勝つことを願っているようだ。

【厳選Qoly】戦術完成度はNo.1!スキッベ体制3年目、充実のサンフレッチェ広島が「相手の予測を上回る」理由。

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら