アーセナルで長くプレーしたことで知られるスイス代表DFフィリップ・センデロス。

アーセン・ヴェンゲル監督にその才能を評価されて若くしてデビューを果たし、将来のスーパースターであると期待を受けた。

しかし怪我にも苦しめられてブレイクできず、2010年に退団してからはミラン、エヴァートン、フラム、バレンシア、アストン・ヴィラなどを渡り歩き、昨年スイス2部のキアッソで現役を引退している。

5月に『AFTV』のインタビューを受けた際には「指導者やディレクターになるための勉強をしている」と語っていた。

かなり苦労の多いキャリアを重ねてきたセンデロスだけに、どんな指導者になるのか楽しみだが…。

そして今回、スイス1部のセルヴェット・ジュネーヴが「フィリップ・センデロス氏を新たなスポーツディレクターとして迎えた」と公式発表した。

センデロスはこのセルヴェットでユース時代を過ごし、17歳でトップチームにデビュー。18歳でアーセナルへと去っている。

名門でもあるセルヴェットは、2005年と2012年に2回の破産を経験し、このところ昇格と降格を繰り返すようなクラブになっていた。

しかし2018-19シーズンに2部リーグを制覇することに成功し、今季はいきなりスーパーリーグ(1部)で4位に入り、ヨーロッパリーグ予選出場権を獲得している。

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欧州とアメリカで様々なクラブに所属していたセンデロス。そのコネクションを生かしてどんな手腕を見せてくれるだろうか。

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