かつて大迫勇也がプレーしたドイツの名門ケルンの新ユニフォームが一部で物議を醸していたようだ。
ケルンの街並みが透かしで入っているデザインなのだが、そこにケルン中央モスクも含まれていたことにあるファンが反発。
そのファンは「モスクが描かれたユニフォームを着てケルンがプレーすることを今日知った。自分はムスリムやモスクとは一体になれない」としてクラブとのメンバーシップを解消することをケルン側に通告してきた。
ケルンはSNS上でファンからの通知を伝えつつ、「さようなら、アイデアをどうも!」とお別れメッセージを送った。
We received notice from a member who wanted to cancel their membership due to the mosque on our kit.
To that we say: goodbye, and thanks for the idea! 👋 #effzeh pic.twitter.com/2y2OHTiz1j
— 1. FC Cologne (@fckoeln_en) August 11, 2020
モスクはユニフォームのこの部分にうっすらと描かれている。
In the middle. pic.twitter.com/1vNZt9V9tF
— 1. FC Cologne (@fckoeln_en) August 11, 2020
ドイツは欧州内でフランスに次いでイスラム教徒が多い国。人口のおよそ11パーセントがムスリムだというケルンにはドイツ最大のモスクがある。
2018年にトルコのエルドアン大統領が開場に立ち会ったケルン中央モスクはこんな美しいデザインをしている。
美しい外観だ。
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ただ、この欧州最大級のモスクを巡っては、市議会が承認する前に論争があったほか、一部から批判もあるという。
そうしたなか、ケルンはアンチムスリムのファンに対してレッドカードを突きつけたようだ。