新型コロナウイルスの世界的流行によって、シーズンが大幅にずれ込んだ欧州サッカー界。
『Sky Sports』によれば、今週から再開されるUEFAコンペティションでは、2020-21シーズン向けの新たなルールが採用されるという。
IFAB(国際サッカー評議会)による改訂では、PK時のGKに対する反則も若干変化があった。
PK時にGK側に反則(キックの前にゴールラインを離れる)があり、ゴールが決まらなかった場合でも、その反則がキッカーに明らかな影響を与えていなければ、蹴り直しにならない。これまではGK側に反則がありPK失敗となった場合には必ず蹴り直しになっていたが、今後はそうではなくなる。
また、PK時に反則を犯したGKにはまず注意が与えられ、反則を繰り返した場合にイエローカードが提示される。PKで反則即カードということもなくなるようだ。
本来は6月1日から発効されるはずだったこの新ルールは、2019-20シーズンがまだ残っているチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、女子チャンピオンズリーグ、UEFAユースリーグで導入されるとのこと。
今週末にはマンチェスター・シティ対レアル・マドリーの2ndレグも行われる。1stレグではケヴィン・デブライネがこんなPKを突き刺しているぞ(以下動画1分17秒~)。
GKティボー・クルトワを完全に騙す蹴り方はさすが。
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また、今季のCLは準々決勝から一発勝負となる。
そのため、UEFAは今大会ではラウンド16で選手たちが受けたイエローカードはそれ以降に持ち越さないことを決めた(本来は準々決勝後に累積消滅)。
UEFAコンペティションではイエローカード累積2枚で次戦出場停止となるが、今大会はラウンド16でのカードは準々決勝以降に持ち越さないことになった。