イングランド代表史上最多キャップを誇るデイヴィッド・ベッカム。

稀代のイケメン選手として2002年に日韓ワールドカップでは大ブームを巻き起こしたが、1998年大会ではすさまじいバッシングに晒された。

チームが敗退したアルゼンチン戦で報復行為によって一発退場になり、戦犯の烙印を押されたのだ。『BBC』によれば、ベッカムは当時をこう振り返ったという。

デイヴィッド・ベッカム

「いま振り返ってみると、どれほど困難なものか自分は分かっていなかった。

キャリアを通じて経験した逆境のなかで、98年のが最もきつかった。

当時の反応はひどく残酷なものだったが、時代は変わったよ。

もし98年当時にSNSがあれば、全く違う話になっていただろうね。

誰かのもとに行って助けが必要だと言っても大丈夫だと感じたかって?

ノーだ。全てを胸に秘めて、自分自身で対処しなければいけないと感じていた。

いまは自分の子供や他の子供たちに話すことは本当に大事なことだと説いているよ」

自らの経験から、誰かと話すことや助けを求める重要性を説いているそう。 

ベッカムがサッカー人生で一番つらかったという逆境に晒されることになった問題の退場シーンがこれ(以下動画50分30秒~)。

後方からディエゴ・シメオネに倒された後、足をひっかけたことで一発レッド。

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51分38秒のシーンだと足を引っ掛ける様子がしっかりと確認できる。悪質な報復ではなかったが…。

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