今季イタリア・セリエAのフィオレンティーナでプレーしているフランク・リベリ。先日パルマ戦が行われている最中に自宅が泥棒の被害に遭い、その室内の模様をSNSで配信した。
🤦🏻♂️ pic.twitter.com/29slQ0P7DM
— Franck Ribéry (@FranckRibery) July 6, 2020
かなり大胆に荒らされている…。
リベリはこの被害を受けて「自分はお金を追い求める必要がない。サッカーへの情熱でボールを追いかけているが、最優先は家族のこと。我々は自分たちの幸福のために必要な決断を下す」と宣言。
フィオレンティーナとの契約は2021年の夏まで残っているが、今季限りで退団する可能性を示唆していた。
しかしそれに対してフィオレンティーナのサポーターグループが『Il Giornale』で以下のように声明を発表。リベリに対する批判を掲載していた。
「親愛なるフランクへ。
我々はあなたのショックを理解しているが、フィレンツェについてそのように話す前に、口のきき方に気をつけなさい。ここがメデジン(コロンビア第2の都市)ではないことは分かっているでしょう。
豊かな人々はどこにいても盗まれるものだ。しかし幸運なことに、家に警報装置も付けられる、警備員も雇うことができる。
我々貧しい労働者はそれに比べ、より盗みの被害に遭っている。そして聖ラウレンティスのように、静かにそれを受け入れるしかない」
聖ラウレンティスはスペインで生まれた3世紀の聖人で、イタリア語ではサン・ロレンツォと呼ばれる。
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貧しい人々への施しを行なったことで知られ、火炙りで処刑された際にもそれを受け入れ、焼かれながらも「こちら側はもう焼けた、そろそろひっくり返したほうが良い」と話したという伝説がある。