現代のサッカーは複数のボールを使用して行なわれることが多い。いわゆる「マルチボールシステム」だ。

タッチラインを割った場合、ボールボーイが手に持っているボールを投げ入れる。それによって試合が切れる時間を短縮できるというものだ。

ただ、新型コロナウイルスの影響によって近年はスタジアムに入る人物を削減しようという動きがあり、実際にブンデスリーガではボールボーイも減らされた。

『La Sexta』によれば、そんな時代に役立つであろう新たな発明品がスペインでテストされているようだ。それがこれ。

あらかじめピッチ脇に立たせた棒にボールを置いておき、タッチを割ったらそこから取ってリスタートするシステムだ。

まさに棒ル棒イ…。もちろん誰かが飛んでいったボールを拾いに行く必要はあるが、人数は削減できる。

なお、このシステムは2015年の12歳以下の大会で既に使われていたとのこと。

【関連記事】日本人を「表記ブレ」で悩ませるサッカー界10名の超スター

その際には暑さのためにボランティアを最小限にしなければならなくなり、ボールボーイを削減するという狙いがあったそうだ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介