来月再開するイングランド・プレミアリーグ。半月後に迫る試合に向けて、各チームはそれぞれにトレーニングを始めている。
チェルシーもコブハムでのセッションがスタートしており、選手たちは広いピッチの中でボールを蹴ることが出来ている。
Back to it. 💪⚽️ pic.twitter.com/NH3LUonHai
— Chelsea FC (at 🏡) (@ChelseaFC) May 23, 2020
それぞれに距離を尊重しながらであるが、それでも自宅とは雲泥の差だ。
そんなチェルシーで一人話題になったのがエンゴロ・カンテ。彼は再開初日こそ参加したものの、その後ランパード監督との会談の末に練習参加を見合わせることになった。おそらく今季はプレーしないものと考えられている。
彼についてベテランGKウィリー・カバジェロは『TNT』のライブで以下のように話し、原因は隔離中に罹ったウイルス性の疾患だと明かしたそう。
ウィリー・カバジェロ
「エンゴロが練習に参加したくないのはとても理解できるよ。
彼は新型コロナウイルスの検査で陰性だったが、隔離中にはウイルスのような症状が出て、恐怖を感じていたからね。
我々は彼を尊重し、快適さを感じられるまで待つつもりだ。なぜならば、我々がやるべきことをやるには、快適さと自信を持つ必要があるからね。再開された後には、我々は皆ともに歩まなければならない。
エンゴロはとても謙虚な男で、いつも笑顔を浮かべている努力家だ。そんな彼が手を上げて言うことなのだから、そこには理由がある。
Zoomでランパード監督や他の選手と何度もミーティングしたが、エンゴロは練習に戻ることに不安を感じていた。過去数週間に経験したことからね。
エンゴロはトレーニングとランニングが大好きな男だ。このようなことについて嘘をつくことが出来る人物ではないとわかっている。
我々は彼をサポートする。彼をリスペクトしているんだ」
隔離中に一度新型コロナウイルスのような症状を経験したことから、カンテはできるだけ危険を避けたいと思っているのだそう。
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また、カバジェロはカンテがウソをつくような人物ではないと考えており、その決断を完全に尊重したいと思っているようだ。