かつて、ジェノアに所属していた際に三浦知良と短期間同僚だったことで知られているイタリア人FWマルコ・ナッピ。

1966年生まれの彼は下部リーグでの活躍から1988年にジェノアへと引き抜かれ、その後ローンでブレシア、フィオレンティーナ、ウディネーゼ、SPALなどに所属した。

それほどゴールを量産したという選手ではないが、様々なクラブでプレーし、クリエイティブでスピードがある長髪のアタッカーとして知られた。40歳まで現役を続けた名選手の一人だ。

そんな彼がフィオレンティーナ時代に見せたプレーがこれ。

頭でリフティングをしながら侵攻していく…まさに、後にケルロンが見せる「アシカドリブル」だ。これを1990年にセリエAでやっていたというのも改めて驚きである。

【関連記事】ユヴェントスで「消えてしまった天才」

なお、ナッピは引退後指導者として活動しており、現在は中国の内モンゴル自治区にある内蒙古中优でコーチをしているそう。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)