新型コロナウイルスによって中断されているリーグ戦を5月16日に再開させる予定のドイツ。
欧州5大リーグのなかで真っ先に再開を迎えるブンデスリーガのトップが『Reuters』のインタビューに応じた。
ティム・マイヤー(ブンデスリーガ会長)
「今、フットボールは人々にお返しをしなければいけない。
それは、選手として規律を保つということも意味する。自分自身をウイルスから遠ざけること、ウイルスを近づけないのが目標だ。
彼らは責任を負わなければいけない。
彼らは非常に公な存在であり、どう振る舞うかを見せる必要がある。
ピッチ上ではいつものようにプレーするが、ピッチを離れればすぐにまた一市民に戻る。コロナの期間においては、一市民として行動することが必要だ」
「現時点では、この国のどんな仕事も100パーセント安全だとは考えられない。他の人間を扱っている限りは。
『まだややリスクがある』という人達もいる。その通りだ。最小限のリスクまで排除することはできないだろう。
フットボールでの感染を非常に低くするために、我々は多くのことを行い、多くの対策を講じた」
ドイツでは選手たちと暮らす人達にも厳格なガイドラインを適用。選手の同居人、妻、パートナーたちは3つの選択肢のなかからどれかを選ぶ必要がある。検査を2度受けるか、自宅以外での接触を文書化することに同意するか、選手と離れて暮らすか。
ただ、チームのなかから陽性者が出た場合、どう対処するかは地元の保健当局に委ねられているそう。
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また、プレミアリーグやFAのメディカルスタッフとも定期的に連絡を取り合っているというマイヤー氏は、検査能力が高いドイツでは流行の影響が比較的低いため、両国(ドイツと英国)の状況は全く異なるという見解も口にしていたようだ。