育成の名門であるバルセロナ。優秀なタレントが多いのはもちろんだが、近年は大型補強を進める傾向も強く、多くの若手がチャンスを求めて流出している。

そこで今回は、バルセロナの下部組織出身でありながら他のクラブで大きく成長し、「再獲得」を検討すべきかもしれない選手たちを紹介したい。

ダニ・オルモ(RBライプツィヒ)

カンテラでステップアップしていったが、遠く離れたクロアチア、ディナモ・ザグレブで才能を開花させるという数奇なキャリアを歩んだのがダニ・オルモだ。

結果、若くしてその名を知らしめたことで、その決断の価値を証明した。冬にはバルセロナも獲得を試みたものの、最終的にライプツィヒへと移籍を果たした。

今後数年のうちにブンデスでも成功を収めることができれば、古巣としてはいよいよ本格的に獲得しなければならない選手、ということになるだろう。