過去のその日にあったことを振り返る「On This Day」。今日話題になっているのは、2006年4月25日のフアン・ロマン・リケルメだ。
2005-06シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで大躍進したビジャレアル。その原動力となったのが、リケルメだった。
アーセナルとの準決勝2ndレグ、試合終了間際の43分にビジャレアルはPKを獲得。これを決めれば、2戦合計でタイスコアに持ち込めた場面でリケルメが放ったPKがこれ。
🔙 #UCL 2005/2006
💪 @jenslehmann 🆚 #Riquelme ⛔️⛔️⛔️
👉 @Arsenal = #UCLfinal! 🙌
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— UEFA.com DE (@UEFAcom_de) November 10, 2019
GKイェンス・レーマンが完璧なセーブで阻止!失敗直後のリケルメはほぼ動くことができず、思わずユニフォームで頭を覆っていた。
この絶好機を逃したビジャレアルは準決勝で敗退。レーマンはこのPK阻止についてこう述べている。
イェンス・レーマン
「数日前にリケルメがPKを蹴る可能性を考えていた。もし彼が蹴った場合には左に飛ぼうと思っていたんだ。
彼の体型から左に行くと思えたからね。ラッキーだった。
ティエリ(・アンリ)が何か伝えてきたが、それには従わなかった」
「(リケルメは)PKを蹴る前に相当長い時間を費やしていたと思う。長すぎたかもしれないね。
(相手)サポーターからのプレッシャー?そんなこと考えもしなかった。
私は21歳やそこらじゃない。ベテランになれば、いくらかのアドバンテージがあるものだ」
当時のレーマンは36歳。チームメイトのアンリからは逆に飛べという助言があったものの、それには従わなかったそう。