23日に38歳の誕生日を迎えた元ブラジル代表MFカカ。

ミランとブラジル代表で一時代を築いた彼は、メッシとクリスティアーノ・ロナウドの2強時代が幕を開ける直前の「世界最高プレーヤー」だった。

今回は、そんなカカの“再来”と言われた選手たちとその現在を特集してみよう。

オスカル(上海上港)

カカと同じ名門サンパウロの下部組織で育ち、天才的な技術を持ちながら実用的かつ効率的な選択をできることから後継者と考えられたオスカル。

その評判通り2011年U-20ワールドカップで優勝、2012年ロンドン五輪で銀メダルを獲得し、同年夏にチェルシーへ。セレソンでも主軸となり、カカ同様に輝かしいキャリアを築くかと思われた。

しかし母国で開催された2014年ワールドカップで戦犯の一人に。その後は急速に存在感を失い、2017年、巨額の移籍金で中国へ渡っている。