先日から大きな話題になっているニューカッスルの買収。現在武藤嘉紀が所属しているクラブは、かつてアラン・シアラーという最強FWが在籍し、プレミアリーグでも上位に入るクラブだったことで知られる。現在解説者を務める彼は、こんなゴールを決めたこともあるスーパーな存在だった。
💥 Tembakan indah
🙋♂️ Selebrasi ikonik
14 tahun lalu, Alan Shearer memutuskan gantung sepatu dari dunia sepakbola bersama Newcastle United!#GoalFlashbackpic.twitter.com/A0vyUlXRg4
— Goal Indonesia (@GOAL_ID) April 22, 2020
しかしこの数年はマイク・アシュリー現オーナーによる投資が少ないとファンからは批判されており、チームの成績も伸びていない。
そして今回、この古豪をソブリン・ウェルス・ファンドという投資グループが買収に動いていると言われる。取引額は3億ポンド(およそ398.1億円)以上になるという。
このファンドに関与しているのはサウジアラビアの皇太子ムハンマド・ビン・サルマンで、その資金力は他のオーナーを圧倒するほどのものである。
しかし、その買収を止めようという動きもあるとのこと。『Mirror』によれば、それはプレミアリーグを放送しているテレビ局『BeIN Sports 』。
『BeIN Sports』はかつてアル・ジャジーラ・スポーツという名前であった局で、カタールに本拠地を置いている世界的企業だ。3年間で5億ポンド(およそ663.6億円)以上の放映権料をプレミアリーグに支払っている。
そのCEOを務めるユースフ・アル・オバイドリーは、今回プレミアリーグのクラブすべてに「サウジアラビアが継続して行っている違法行為を考えれば、リーグへの悪影響は大きい」と警告の手紙を送ったという。
サウジアラビアでは2017年から『beoutQ』というテレビサービスが展開されており、これはIPTVストリーミング機能を使って「BeIN Sportsの映像を見ることができる」というもの。
カタールとの国交がないためもちろん権利は取得しておらず、『BeIN Sports』側は著作権の侵害であると訴えているのだ。
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『beoutQ』はサウジアラビアの衛星放送事業者『Arabsat』が提供していることから、国家の関与があると考えられているのだが、政府関係者はそれを否定している。