新型コロナウイルスの影響によって、世界各国のリーグは中断を余儀なくされている。

そのなかでいまだにプレーが続いている数少ない国のひとつがベラルーシだ。ロシアやポーランドと国境を接している国で人口は950万人ほど。

『BBC』によれば、各国でサッカーロスが起きているなか、ベラルーシサッカーは国外のファンからも注目が集まっているそう。

1部であるベラルーシプレミアリーグは16チーム制で、土曜日に首都ミンスクで行われたFCミンスク対ディナモ・ミンスク戦は3,000人ほどが観戦した。

そのダービーの映像がこちら。以下動画1分21秒~では、選手が唖然としていた退場ジャッジも。

同リーグはロシアやイスラエル、インドなど10か国と放映権の契約を結んだそうで、ベラルーシサッカー連盟の広報は「前代未聞の事態」と述べているとか。

29日現在、ベラルーシでの新型コロナの感染者数は94人(死者はなし)。大統領にも憂慮はまだないようで、ウイルスと闘うためにウォッカを飲むように提案したとか。

前述の広報によれば、「ファンと接触する全ての人間に手袋が支給されている」そうで、試合での対策は一応講じているという。

なお、BATEでもプレーした元ベラルーシ代表アリャクサンドル・フレブはつい先日引退。彼がいれば、さらに盛り上がったかもしれない…。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介