全世界に拡大している新型コロナウイルスの影響。医療費が基本的に無料であるイギリスでは、NHS(国営の医療サービス事業)スタッフに対する支援の輪が拡がっているようだ。
元マンチェスター・ユナイテッドのギャリー・ネヴィルとライアン・ギグスは自らが保有する2つのホテルをNHSスタッフのために無料開放すると発表。
そうした中、宿敵であるマンチェスター・シティファンの感謝が話題になっている。そのファンは「ネヴィルに感謝したい。彼が母をホテルに入れるようにしてくれたので、彼女は安全に病院で働き続けることができた」とツイート。これに対して、ネヴィルもハートマークのリプライを送っている。
ホテルにある176床のベッドをNHSワーカーたちに無料で開放したネヴィルは、政府のウイルス対策を批判しており、ビッグクラブたちにもさらなるコミュニティ支援を訴えている。
ネヴィルといえば、シティに移籍した元守護神シュマイケルへのこんな超絶塩対応が話題になった人物でもある。
One of the most underrated Manchester derby moments @GNev2 🤣pic.twitter.com/g1Qxzzz0lL
— Football Daily (@footballdaily) March 6, 2020
これはあまりに露骨…。
ただ、いまは宿敵関係を乗り越えて共闘すべきという思いがあるようだ。