中国・武漢で発生したと考えられる新型コロナウイルスはその後欧米、さらには南半球の南米にも広がっている。

ファルカオやハメス・ロドリゲスの母国であるコロンビアでは20日、政府から外出禁止令が出されたが、そのことで俄然あの男に注目が集まっているようだ。

コロンビアが生んだ伝説的なGKレネ・イギータ!

個性的な風貌のイギータは現役時代、チャンスとあらばフリーキックを蹴り、また1995年のイングランド戦で「スコーピオン」を披露するなどサッカー史上最も“破天荒なGK”として知られている。

また、彼はペナルティーエリアから大きく飛び出す「超攻撃的なGK」としても有名で、1990年ワールドカップのカメルーン戦ではそこでロジェ・ミラにボールを奪われ、失点を喫するという大失態も演じた。

伝説のスコーピオン(上)と、カメルーン戦(下)での映像がこれ。こんなGK見たことない…。

今回、彼の母国であるコロンビアでは新型コロナウイルスへの対策として「外に出る」ことを自粛するように通達が出た。

するとコロンビア国民は、ペナルティーエリアの「外に出るGK」の代名詞だったイギータに対し、このカメルーン戦での写真を送り付けるという行動に出たようなのだ。

イギータは自身のSNSで「今日この画像がたくさん送られてきたよ…」と苦笑しつつ、「この写真で意識が高まるのなら私も使うよ。健康が第一。自宅で済むのなら外に出ないで」と自虐気味に自宅での待機を呼び掛けていた。

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