全世界の経済活動に大きな影響を与えている新型コロナウイルス。多くのリーグは中断を余儀なくされており、各クラブは収益面で痛手を負っている。
『ESPN』によれば、バルセロナは一部選手たちの給与を一時的に引き下げるか否かについての決断を来週にも下すという。
選手たちもこの議論があることを認識しており、関係者はクラブ側にサラリーカットの許可を与える必要があるだろうとも話しているそう。
バルサはまだ一時解雇については検討していないものの、収入不足から選手たちの給与をカットする必要があるかもしれないとのこと。バルサは史上初めて選手の平均年俸が1100万ユーロ(13.1億円)を超えたクラブとされている。
チーム一の高給取りであるリオネル・メッシが久保建英の目の前でやったスーパープレーがこれ(以下動画25秒~)。
先週にはメッシvs久保の再戦があるはずだったが…。
バルサのバルトメウ会長はクラブの電話会議において、財政は「難しい」状況にあるとしつつ、特定の措置がとられれば「可逆的」でもあると説明したそう。ただ、会長やCEOは新型コロナウイルスによる財政面への影響について、UEFAやリーガ、他クラブと協議をしているとも。
一方、バルサや他クラブの選手たちは、この問題についての多くの疑問を解消するために、スペインの選手組合と定期的に接触しているようだ。
今季のバルサはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージで2210万ユーロ(26.4億円)を得ており、決勝に進出すればさらに3750万ユーロ(44.7億円)が追加される。また、オンライン上でのユニフォーム売り上げが増加したというが、中断での不足分を補うには十分なものではないという。