先日大きな話題になったアーセナル前監督ウナイ・エメリ氏の発言。
アーセナルに所属していた選手たちの態度を批判するとともに、2016年からすでにクラブは下り坂になっていたと指摘したのだ。
エメリ氏は結局アーセナルを率いた1年半で結果を残せず、昨年末のELフランクフルト戦で鎌田大地に2ゴールを許して敗北(動画3分3秒~)。
このスーパーなシュートが決め手となり、解任の憂き目にあった。
しかし、結果を残せなかったのはすでにアーセナルの体制に問題があったためだと訴え、自身の采配にのみ問題があったわけではないと語ったのだ。
だが『Metro』によれば、エメリ氏の前にアーセナルを長く率いていたヴェンゲル氏が以下のように話し、反論したとのこと。
アーセン・ヴェンゲル
「2017年、我々は勝点75を獲得し、さらにFAカップを優勝したのだ。
したがって、アーセナルがその時に下り坂だったとは言えない。2016年にはプレミアリーグで2位に入ったのだ。
アーセナルは財政的にとても強い立場にあるクラブだ。優れたプレーヤーがいる。
その監督になったのならば、自分のやるべきことや結果に目を向け、その他のものを見ないようにしなければならない。
それがやれることの全てなのだ」
2018年はともかく、2017年にはFAカップを優勝していたアーセナル。結果を見れば全く下り坂にはなっていなかった…とのこと。